【完全版】桐生競艇の特徴と予想攻略まとめ!

桐生競艇の特徴
競太

桐生競艇の特徴が知りたいです!
桐生競艇で予想する時の攻略法はありますか?
桐生競艇で予想する時の注意点も知りたい!

蒼波しずく

任せて!

当記事は桐生競艇の特徴を知り、桐生競艇で開催されるレースを攻略する記事となります。

桐生競艇は群馬県みどり市に位置し、全国24ヵ所の競艇場の中で最も北部に位置する競艇場です。

また、標高も全国で一番高く、それらを踏まえて桐生競艇の予想をする必要があります。

これを読めば桐生競艇のレースで予想する際のコツやポイントが掴めるようになりますので、是非チェックしておきましょう。

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この記事でわかること【目次】

桐生競艇の特徴を攻略

桐生競艇は群馬県みどり市にある競艇場です。以下が桐生競艇を上空から見た時のGoogleマップです。

桐生競艇はその周辺にしっかりとした水源があるわけではありません。

ため池のような作りとなっていることから、プール水面となります。

また桐生競艇は群馬県の市街地にはありますが、北部には山間地帯が存在します。

桐生競艇のレースを攻略するにはこれらの特徴を確認しておく必要があります。

桐生競艇の水質

水質は純粋な淡水

渡良瀬川
渡良瀬川(わたらせがわ)

全国24ヵ所ある競艇場の内、ほとんどの競艇場は「海・湖・川の水」を用いて水面が作られいますが、桐生競艇に関しては周りに水源がないためプール水面となっています。

実は桐生競艇から北西に向かって車で30分ほどの距離に、渡良瀬川という河川があります。

その昔、渡良瀬川の水を引いて群馬の市街に住む方々が、岡登用水(おかのぼりようすい)という水路を造りました。その水路から水を引いて造られたのが桐生競艇なのです。

つまり、桐生競艇は元々は川の水のため水質は淡水になります。

淡水の特徴として、海水と比べると浮力が少なく艇が沈みやすいことが特徴的です。

そのため、体重が重たい選手にとっては不利な水面となり、逆に体重が軽い選手にとっては有利な水面になるため、桐生競艇のレースを予想する際は選手の体重をチェックするようにしましょう。

特に女性選手は男性選手よりも体重の最低基準が3kg軽く設定されており、最低体重は47kgとなっています。

男性選手の最低体重は50kgのため、より女性選手にはアドバンテージが付きやすい水面になります。

桐生競艇の水質はモーターの力が発揮しにくい

桐生競艇の水質は淡水であり、海水と比べると水が硬い特徴があります。

理由として、淡水は海水から塩分を減らしたもので、塩分が少ないとその分だけ水そのものの成分が濃くなるからです。

また、水の硬さはプロペラが回転する際のかき回しやすいかどうかに影響するため、桐生競艇の水質はプロペラが回りにくいことになります。

つまり、基本的に桐生競艇はモーター本来のパワーは発揮しにくい水面と言えます。

モーター本来のパワーが発揮しづらい理由は他にもあります。

桐生競艇は全国24ヵ所ある競艇場の中で全国一の標高の高さです。

標高が高ければ高いほど酸素は少なくなりますが、モーターの燃料を燃やすのにも酸素が必要です。

つまり、桐生競艇は標高が高いがために酸素が薄く、モーターの力が発揮しづらい競艇場といえます。

ある程度の距離を進めば艇にもスピードが出ますが、桐生競艇の場合は上記の理由などからスピードが乗るまでに時間がかかってしまうのです。

専門用語では「出足」が弱いとも言い、出足が弱いとスロー艇(1.2.3コース)の艇はスタートまでに届かず、ダッシュ艇(4.5.6コース)に捲られてしまうことがあります。

これらの特徴から桐生競艇は淡水で浮力が得にくく、プロペラが回りにくかったり、標高が高く出足が弱かったりなど、モーター調整に苦慮することが多い競艇場となります。

桐生競艇の風

続いての桐生競艇の特徴は風です。風の特徴も予想する上では欠かせないため是非覚えておきましょう。

まず、桐生競艇の特徴として季節風の存在が挙げられます。

その名も「赤城おろし」です。

赤城おろしは別名「上州空っ風」と呼ばれており、上州とは群馬県の昔の呼び名で、空っ風とは乾いた風のことを意味しています。

つまり、赤城おろしは群馬(桐生)に吹く乾いた季節風のことを言います。

また、赤城おろしの赤城とは桐生競艇の北西部にある「赤城山」と呼ばれる火山の事を指し、その山を吹き下ろすように風が吹くことから赤城おろしと呼ばれています。

その赤城おろしは一般的に11月頃から春にかけて吹くことが多く、風速が5mをも超えることがざらにあります。

そんな赤城おろしの影響を直に受けるのが桐生競艇です。

赤城おろしは桐生競艇からみて北西部に位置していますが、桐生競艇の水面はスタートは南南東に向かって走るように設計されています。

このことから、赤城おろしが吹く風向は桐生競艇では追い風ということになります。

桐生競艇のコース

ボートレース桐生競艇のコース図

上記、桐生競艇のコース面を見ながら解説を読むと分かりやすいかと思います。

それではいきましょう。

ピットから第1ターンマークまでの距離による影響

桐生競艇のコースの特徴としてピットから第1ターンマークまでの距離の長さが挙げられます。

距離にして165mと全国で3番目の長さとなります。

中には100mを切る競艇場がある中、距離が短い競艇場と比較すると桐生競艇のピットから2マークまでの距離はおおよそ2倍弱ほどの長さになります。

このピットと2マークまでの距離が長いと出足や伸び足が良い艇はその分早く2マークまで到達することができます。

逆に、出足や伸び足が悪いと簡単に前付けされてしまい、たとえ同時にピット離れを決めても良い艇に前付けされてしまうリスクも発生してしまいます。

そのため、桐生競艇で予想する際は出足の良さ、伸び足の良さを確認しつつピット離れにも注目しておきましょう。

競艇では本番レースと同様に選手達が練習としてコースを走る展示航走というものがありますので、予想する際は合わせて事前にチェックしておくといいでしょう。

第1ターンマークとスタンドの距離によるレース影響

続いての特徴として第1ターンマークとスタンドの距離です。

第1ターンマークとスタンドの距離は47mとなっていますが、これは全国の競艇場で6番目の長さとなります。

全国の平均距離は42〜43m程度ですが、桐生競艇に関しては平均より約3〜4mほど長くなっています。

第1ターンマークとスタンドまでの距離が長い分、たとえ艇が横一線に揃った場合でも艇同士の距離感が保ちやすいため、マイシロと呼ばれるターンの際に必要なターンマークとの距離が取りやすかったり、差しの決まり手が決まりやすくなります。

また、アウトコース(4.5.6コース)にいる艇ほど第1ターンマークまでの距離が長くなるため、その分長い距離を航走しなければならず、逆に内側にいる艇(1.2.3コース)ほど先マイしやすくなるのです。

他艇に先んじてターンマークを回ること。後続の艇を引き波に入れてレースを有利に運ぶ。

先マイ | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

このことから桐生競艇のコースの特徴として、比較的差しが決まりやすいと覚えておくといいでしょう。

桐生競艇のコース別決まり手

以下が桐生競艇の特徴であるコース別の決まり手のデータです。

スクロールできます
コース逃げ捲り差し捲り差し抜き恵まれ
194.60.00.00.05.30.0
20.027.565.20.07.20.0
30.030.016.640.011.61.6
40.053.211.225.86.43.2
50.01712.15614.60.0
60.00.02361.515.30.0

上記の表を踏まえながら解説していきます。

4コースの捲り率の高さ

スクロールできます
コース逃げ捲り差し捲り差し抜き恵まれ
40.053.211.225.86.43.2

全国的に見ても捲りより捲り差しの方が高い競艇場がある中、捲りが50%を超えている競艇場はほとんどありません。

そんな中、桐生競艇の4コースの捲り率は53.2%と全国で2位を記録しています。

桐生競艇のレースで予想する際は桐生競艇のコース特徴でも解説した通り、差しやすいコース面と合わせて4コースが来ると予想した際は捲りがくる可能性も想定しておきましょう。

3コースの捲り差し率の高さ

スクロールできます
コース逃げ捲り差し捲り差し抜き恵まれ
30.030.016.640.011.61.6

桐生競艇の3コースの決まり手では捲りよりも捲り差しの方が10%も高くなっています。

3コースの決まり手の中でも、捲り率が高い競艇場と、捲り差し率の方が高い競艇場はおおよそ半分に別れる中、桐生競艇の場合は捲り差しになる傾向があります。

これは桐生競艇のコースが影響していると考えられます。

桐生競艇は第1ターンマークとスタンドまでの距離が長いため、コース面の特徴から2コースによる差しが有効になりやすい競艇場です。

その分3コースは2コースを捲る必要があるあて、簡単には捲りづらくなるのです。

また、第1ターンマークのブイ(赤と白のトンガリ帽子のような物体)とスタンドまでの距離が長いとその分ターンするまでの距離が必然的に長くなります。

その結果、ターンしている間にインが先マイできる猶予ができ、捲り差しが決まりやすくなるのです。

ですが、その理屈だけで考えると4コースにおいても捲り差しが決まりやすくなると推測されますが、その点はダッシュ勢(4.5.6コース)とスロー勢(1.2.3コース)の違いが影響していると考えられます。

たとえば3コースが1着に来た場合はダッシュ勢が先マイできないケースがほとんどであり、4コースが1着の際は3コースが凹んでいることが多いでしょう。

これらのことから、桐生競艇のコース別決まり手の特徴として3コースは捲り差し、4コース以降は捲り選択が多いと覚えておくといいでしょう。

桐生競艇のコース別入着率

以下が桐生競艇の特徴である、コース別入着率です。

スクロールできます
コース1着率2着率3着率4着率5着率6着率
150.617.113.47.44.56.8
214.225.416.516.914.212.4
312.319.323.017.215.812.1
412.817.916.520.218.513.8
58.515.817.622.219.516.2
62.75.714.217.627.831.7

桐生競艇のコース別入着率の特徴として、イン逃げ率が50.6%と全国平均とさほど差はありません。

また、イン以外の入着率を見てもさほど特徴的なことははっきりとは現れていません。

ですが、2点ほど気をつけておくべき点があります。それぞれ解説していきます。

3コースよりも4コースの1着率の方が高い

スクロールできます
コース1着率2着率3着率4着率5着率6着率
312.319.323.017.215.812.1
412.817.916.520.218.513.8

気を付けておくべき点の一つ目は、3コースの1着率よりも、4コースの1着率の方が高いことが挙げられます。

競艇にとって最も一般的なスタート体系である3対3のスローと、ダッシュ体系の場合は3コースはカド受け、4コースはカドとなります。

スタートラインに対して、いったん後ろに引いてから思い切り助走してダッシュスタートする艇のうち、一番内側の艇のこと。

カド | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

3コースよりも4コースの方が1着が多いということは、3コースによるカド受けの機能が果たされず、4コースのカド捲りが決まりやすいということになります。

数値的には大きい差はありませんが、予想する上では念のため覚えておきましょう。

5コースの1着率が全国で2位の高さ

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コース1着率2着率3着率4着率5着率6着率
58.515.817.622.219.516.2

2つ目に気を付けておくべき点は、5コースの1着率が全国2位の高さです。

8%を超えている競艇場は3か所あり、1位が平和島競艇の9.1%、3位が鳴門競艇の8.2%、そして2位が桐生競艇の8.5%となっており、全国平均の2倍ほどの成績となっています。

イン逃げ率は全国平均とあまり変わらないものの、3コースのカド受けよりも4コースのカドの方がやや強いという事実に加え、5コースの1着率の高さから桐生競艇はダッシュ勢(4.5.6コース)が平均よりも強いということが言えるでしょう。

桐生競艇の季節毎のコース別入着率

以下が桐生競艇の特徴である、季節毎のコース別入着率(1着〜3着率)です。

春季のコース別入着率(3月~5月)

コース1着率2着率3着率
150.617.113.4
214.225.416.5
312.319.323.0
412.817.916.5
58.515.817.6
62.75.714.2

(集計期間:2020年03月01日~2020年05月31日)

桐生競艇の春季の特徴として、イン逃げ率が夏季よりも低く、秋季よりも高いことが挙げられます。

一般的に秋冬の方がイン逃げ率が高くなり、春夏は下がる傾向が多い中、桐生競艇の春季は秋季よりも高いという結果になっています。

この桐生競艇の季節毎のイン逃げ率の逆転現象は赤城おろしの影響が考えられます。

赤城おろしは11月から春にかけて強めの追い風が吹きます。

追い風はスロー勢(1.2.3コース)にとって有利なことからスタートが届きやすく、ダッシュ勢(4.5.6コース)の攻勢を迎え撃つことができるようになり、その結果イン逃げ率の上昇に繋がっていると言えるでしょう。

夏季のコース別入着率(6月~8月)

コース1着率2着率3着率
152.714.110.2
211.527.519.3
312.922.622.7
412.518.019.3
59.612.718.2
61.65.911.4

(集計期間:2019年06月01日~2019年08月31日)

桐生競艇の夏季の特徴として、夏季が年を通して2番目にイン逃げ率が高いことが挙げられます。

通常、夏季は気温の上昇によりモーターの回転率が下がるため、インを含めたスロー勢が劣勢になることが多いですが、桐生競艇の夏季は冬季に続いて2番目のイン逃げ率となっています。

冬季より低い理由としては、夏季の気温上昇によるモーターの回転率の低さや、気圧の低さによる酸素の取り込みにくさが影響しているとみて間違い無いでしょう。

ですが、春季よりも逃げ率が高くなっている理由として、夏季は赤城おろしが止まり、本来の静水面を取り戻したことで走りやすくなったことが最も影響していると考えられます。

また、桐生競艇は通年ナイターレースのため、夜間は気温が落ち着くことでデイレースの競艇場よりも気温の影響は軽減されているからと見受けられます。

これらが桐生競艇の夏季の逃げ率を支えていると考えられます。

さらに、夏季の桐生競艇はダッシュ勢にとっては稼ぎ時でもあります。

データ表にもありますように、4コースについては年を通して2番目の1着率であり、5コースに至っては年で最も高くなっています。

これらのことから、桐生競艇の夏季は赤城おろしがおさまってインが逃げやすくなる一方、ダッシュ勢にとっても走りやすい傾向にあることを覚えておきましょう。

秋季のコース別入着率(9月~11月)

コース1着率2着率3着率
149.116.911.4
216.125.417.7
314.621.919.7
411.218.521.1
56.910.819.6
62.66.910.9

(集計期間:2019年09月01日~2019年11月30日)

桐生競艇の秋季は、1年で最もイン逃げ率が低くなります。

秋季は赤城おろしが吹き始める時期に突入します。

赤城おろしが吹いたり吹かなかったりする時期は、選手にとってスタートが難しくなることからインが弱くなる傾向にあると考えられます。

一方、インの2着は夏季と比較すると高くなっています。これらのことから秋季は夏季よりも気温が下がりスロー勢(1.2.3コース)が優勢になって残しやすくなったと推察できます。

冬季のコース別入着率(12月~2月)

コース1着率2着率3着率
154.921.46.4
215.625.620.6
314.621.022.5
49.915.021.1
54.813.718.4
61.24.112.1

(集計期間:2019年12月01日~2020年02月29日)

桐生競艇の冬季は1年を通して最もイン逃げ率が高くなります。

また、インのみならず2コースと3コースの1着率も上がっていることから、冬季はモーターの回転率が上がりスロー勢が残しやすくなったこと、そして赤城おろしの追い風が影響していると考えて良いでしょう。

さらに、インに関しては2着率も大幅に数値が上がっています。

これに関しては冬季は赤城おろしが本格的に吹いている時期のため、インが流れて2コースの差しが決まりやすくなり、2着が多くなった為と推察できます。

このことから、冬季はインが強くなることに加え、スロー勢が全体的に有利になる時期と考えていいでしょう。

桐生競艇の企画レース

桐生競艇の企画レースは全部で3つあります。

それぞれ解説してきます。

1Rの目玉レース

まず1レース目の目玉レースは、外からの攻めが好きなファンにとっては狙い目とも言えるレースでしょう。

ですが、スローに構える選手も4コースのカド捲りを当然のように警戒するでしょうし、簡単に捲らせてもらえるとは限りません。

そうなった場合の想定される目は「1-○-4」と考える方もいるかもしれません。しかし、捲りに抵抗するのがインばかりとも限らず、カド受けの役目を果たした3コースの選手がそのまま捲りないし捲り差しに切り替えて攻撃してくることも予想できます。

このことから、1レース目の目玉レースについてはファンを勝たせるレースとは言えず、むしろ悩んでもらって楽しんでもらうためのレースとして捉えておきましょう。

6Rの目玉レース

6レース目の目玉レースは1レース目とは異なり、逃げ濃厚な本命レースへと切り替わります。

ですが、あくまでA級でありA1級とは決まっておりません。A2とB1は級別的に行ったり来たりしている選手も多く、そこまで実力の差があるとも言い切れません。

そのため、思わぬ穴が飛び出すことも大いに想定出来ます。

もし、イン逃げ本命として購入する際は、今一度モーターのタイムや選手の逃げの実績を確認した上で舟券を購入した方が良いでしょう。

8Rのいちごレース

その名の通り1.5(いちご)コースにA級選手を配置しているレースですが、桐生競艇のコース別入着率でも解説しましたように、桐生競艇の特徴として5コースの勝率の高さが挙げられます。

桐生競艇の5コースの1着率は全国で2位を記録しており、5コースを絡ませた企画レースがあることは因果関係があるとみて良いでしょう。

事実、2020年5月28日から7日間にかけて行われた第13回マクール杯レースで、5コースの選手は1着1本、2着2本、3着3本、そしてフライングでなければ5コースが1着だったものが1本、実に多くのいちごレースで5コースが入着しております。

このことから、いちごレースはどういった出目であれ、1号艇と5号艇が絡みやすいレースとして考えることができます。

もちろんそう簡単にはさせないように他艇も抵抗をしますが、少なくともいちごレースは桐生競艇のコース別入着率、特に5コースの入着率に影響を与えていると考えて良いでしょう。

桐生競艇で予想する際の攻略法

桐生競艇で開催されるレースで予想する際は、以下の点を踏まえて予想すると回収率のアップに繋がるでしょう。

淡水面で標高が高いため、モーターに大注目

桐生競艇は日本一高所にある競艇場であり、標高が高いことから気圧が低くなります。

また、元々は川の水を引いてきた水路を水源としているため淡水面です。高所で気圧が低くなるとモーターに取り込める酸素量は低下し、モーターの力が発揮しにくくなります。

さらに、淡水は海水よりも浮力が得られにくいことから体重差が影響します。これらのことから、体重が重く機力の弱い選手には致命的な条件になるため、十分に注意して舟券を購入する必要があります。

逆に体重が軽くて機力が良い選手はぜひ注目してみると良いでしょう。

スローから買うなら秋冬ではなく、冬と春

一般的にスロー勢はモーターの回転率が良くなる秋冬の方が買いやすい傾向にありますが、桐生競艇においては赤城おろしが強い追い風となって吹くため、冬から春にかけてをオススメします。

ですが、あまりにも強めの風が吹いている場合は、逆にインが流れてしまうこともあります。

その場合は予算と相談にはなりますが「ボックス買い」もしくは「流-1」インの2着付けも考慮に入れておくとより確実性は増すと想定できます。

桐生競艇で予想する際の注意点

桐生競艇で開催されるレースで予想する際は、以下の注意点を踏まえて予想して頂くと良いでしょう。

企画レース「目玉レース」

桐生競艇はいちごレース以外にも「目玉レース」という企画レースがあります。

目玉レースは4コースと1コースにそれぞれA級を1名配置し、残りはB級選手というものですが、あくまでA級と謳われているのみであり、A1級選手とは断定されていません。

捲ることができるか、逃げることができるか、それぞれ不確定な要素も多く見受けられます。

以上のことから、企画レースの中でも「目玉レース」は本命よりのレースではなく、あくまでファンを悩ませて楽しませるためのレースとして認識しておいた方が良いでしょう。

赤城おろしは強風の日もある

一般的に競艇は秋冬にインの勝率が上がり、春夏は下がる傾向にある中、桐生競艇は春よりも夏の方が高く、秋が一年の中で最もイン逃げ率が低いデータとなっています。

これも桐生競艇特有の赤城おろしが影響していると推察できます。

桐生競艇の赤城おろしは強風であることも多いため、インが流れてしまうことによって差しやすくなることが原因と考えられます。

主に本命党で一度に大金を投資して購入する方は、インを主体に予想をしている方が多いかと思われます。

そんな中、思わぬ強風で流れてしまっては、一気に大金が紙切れとなってしまいます。

このことから、桐生競艇の逃げ率は赤城おろしに影響されるため、風速は毎日のようにチェックしておいた方が賢明でしょう。

桐生競艇の特徴まとめ

今回は桐生競艇の特徴について、コースや入着率、企画レースを中心にまとめさせて頂きました。

桐生競艇はナイターでプール水面、そして日本一の標高の高さ、また赤城おろしなど様々な特徴が存在します。

特に赤城おろしは桐生競艇にしか吹かない独特のものですので、桐生競艇を語る上で赤城おろし無しでは語ることができないほどです。

様々な特徴がある分、それらを少しでも理解し知識として記憶しておくことで、買い目も変化してくることでしょう。

皆様が桐生競艇のレースを購入する際は、ぜひ当記事をご一読のうえ、舟券購入して頂きつつ、回収率アップの一助となれれば幸いです。

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桐生競艇の特徴

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