競艇のマークシートの書き方と買い方【画像27枚と動画2つで解説】

競艇のマークシート(マークカード)
競太

・競艇のマークシートの書き方を教えてください!
・競艇のマークシートは全部で何種類あるの?
・競艇のマークシートを書いてから購入する方法を教えて欲しい!

蒼波しずく

任せて!

当記事では、競艇場で舟券を購入する際に必要なマークシートについて解説します。

競艇場で舟券を購入する際、マークシートと呼ばれる投票カードを記入して自動券売機にて舟券を購入します。

マークシートの書き方にミスがあれば、舟券を買うことはできません。

また、舟券の販売はレース開始までの制限時間(締め切り時間)があり、舟券の買い方を理解していないと時間内に買えない場合もあります。

そこで、競艇初心者の方でも安心して舟券が買えるように、マークシートの書き方から舟券を購入するまでの流れを分かりやすく解説します。

ちなみに、人によってはマークシートと呼んだり、マークカードと呼んだりしますが、どちらでも構いません。当記事ではマークシートに統一して解説していきます。

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この記事でわかること【目次】

競艇のマークシートの種類

競艇のマークシートの種類

競艇のマークシートとは、競艇場で舟券を購入するために必要な投票カードのことを言います。競艇のマークシートは全部で4種類あります。

全4種類からなる競艇のマークシートの中で「ながし・ボックス投票カード」と「単勝・複勝専用投票カード」は、競艇場によって利用していない場合があります。

それでは、それぞれのマークシートを解説します。

連勝式投票カード

連勝式投票カードのマークシート競艇のマークシート1つ目「連勝式投票カード」とは、1点ずつ買い目を記入するマークシートの事を言います。

連勝式投票カードでは、単勝と複勝以外の舟券を購入することができます。

連勝式投票カードは、買い目を1点ずつ記入するため、記入方法がわかりやすいのが特徴的なマークシートです。初心者の方は、連勝式投票カードをはじめに利用するといいでしょう。

フォーメーション/ボックス投票カード

フォーメーション/ボックス投票カード競艇のマークシート2つ目「フォーメーション/ボックス投票カード」とは、複数の買い目を一度に購入したい場合に便利なマークシートになります。

「フォーメーション/ボックス投票カード」は名前の通り、2種類からなる投票方法で舟券を購入するマークシートになりますので、それぞれ2種類の意味も予め知っておきましょう。

以下で解説します。

フォーメーション投票

フォーメーション投票は、1着2着3着それぞれの欄に1艇以上の艇番を選択し、舟券を購入する場合に使います。

例えば以下のような組み合わせで舟券を購入したい場合の使い方を解説します。

1着2着3着
121231234

上記、3連単で12–123–1234のような組み合わせの舟券を購入したい場合、連勝式投票カードのマークシートでは、8点の買い目を1点ずつ記入する手間がありますが、フォーメーション投票を使えば一括で購入することができます。

ちなみに、3連単の12-123-1234を購入する場合の組み合わせは下記の通りです。

フォーメーション購入舟券
121231234123
124
132
134
213
214
231
234
蒼波しずく

様々な買い目を一度に購入したい時はおすすめだよ!

競太

便利ですね!

ボックス投票

ボックス投票とは、6艇の中からそれぞれ選んだ艇の全ての組み合わせを購入することができます。

例えば、1号艇2号艇3号艇をボックス買いにした際の組み合わせが以下の通りになります。

選んだ艇ボックス投票
123123
132
213
231
312
321

また、舟券をボックス投票で購入する場合、選ぶ艇の数によって組み合わせの数が異なり、最低2通りから最大で120通りの購入となります。選ぶ艇の数に応じた組み合わせの数は以下の通りです。

艇の数点数
2艇(2連単の場合)2点
3艇6点
4艇24点
5艇60点
6艇120点

表の通り、ボックスで購入する場合の選ぶ艇は2連単の場合を含めて最低2艇からになりますので、合わせて覚えておきましょう。

「フォーメーション/ボックス投票カード」は、様々な組合せの舟券を購入したい場合に便利なマークシートのため、舟券予想に慣れてきたら利用するといいでしょう。

ながし・ボックス投票カード

ながし・ボックス投票カードは「フォーメーション/ボックス投票カード」が登場したことにより使用されなくなりました。競艇場によっては置いてある場合もあります。

ながし・ボックス投票カードはフォーメーションと異なり、1点のみの舟券しか購入することができず、フォーメーション投票ができないマークシートになります。

単勝・複勝式専用投票カード

単勝・複勝式専用投票カードは、競艇場(ボートレース場)のみで取り扱っております。場外売り場(ボートレースチケットショップ)では取り扱っていません。

競艇のマークシートが置いてある場所

競艇のマークシートは、競艇場内で無料で配布されています。競艇場によってマークシートの置き場所は異なりますが、基本的に舟券を購入する機械の付近に置いてあります。

競艇場内のいたるところに専用のBOXがあり、そちらから自由に取ることができます。また、マークシートの近くにはマーカー用の鉛筆も用意されており、鉛筆も自由に取って構いません。

単勝・複勝投票カードはどこにあるのか?

単勝・複勝投票マークシートは競艇場のみで扱っておりますが、置いてある場所も限られます。置き場所がわからない場合は係員に尋ねてみましょう。

競艇のマークシートの書き方

まず基本的にマークシートの書き方は、どのマークシートも同じような記入方法となっています。以下の画像が基本的な記入項目になりますので、まずは基本を覚えておきましょう。

STEP

購入するレースをマーク

STEP

購入する開催場をマーク

STEP

購入する式別(舟券の種類)をマーク

STEP

購入したい艇番を選ぶ

STEP

購入金額を金額欄と単位欄から選ぶ

ステップ3は、式別が2連単や2連複、拡連複なら1着欄と2着欄の艇番のみを選ぶ(3着欄は不要)。式別が3連単や3連複なら1着欄2着欄3着欄の全ての艇番を選ぶ。

上記の基本的な書き方を踏まえて、以下の8種類からなる競艇のマークシートの書き方と買い方を解説します。

2連単のマークシートの書き方と買い方

2連単は、1着と2着になる2艇を着順通りに予想します。例えば以下の舟券を購入すると仮定します。

レース1着2着金額
平和島10R14300円

購入する舟券は、平和島競艇の10レース、舟券の種類は2連単で買い目は1–4(1着に1号艇2着に4号艇)の舟券を300円分購入したい場合の記入方法が以下の通りです。

2連単の場合のマークシート(マークカード)
2連単の場合のマークシート


フォーメーション/ボックス投票カードでも同様の記入方法で舟券を購入することができます。記入した際のマークシートが以下の画像です。

2連単の場合のマークシート(マークカード)
2連単の場合のマークシート

3連単のマークシートの書き方と買い方

3連単は、1着2着3着になる3艇を着順通りに予想します。例えば以下の舟券を購入すると仮定します。

レース1着2着3着金額
住之江8R315200円
316200円

購入する舟券は、住之江競艇の8レース、舟券の種類は3連単で買い目は3–1–5・3–1–6の2点を、ぞれぞれ200円ずつ購入したい場合の記入方法が以下の通りです。

3連単の場合のマークシートの書き方
3連単の場合のマークシートの書き方

フォーメーション/ボックス投票カードでも同様の記入方法で舟券を購入することができます。記入した際のマークシートが以下の画像です。

3連単フォーメーションの場合のマークシートの書き方
3連単フォーメーションの場合のマークシートの書き方

2連複のマークシートの書き方と買い方

2連複とは、1着または2着になる艇を2艇選んで予想します。例えば以下の舟券を購入すると仮定します。

レース1着2着金額
福岡5R121,000円
131,000円
141,000円
151,000円
161,000円

購入する舟券は福岡競艇の5レース、舟券の種類は2連複で、買い目は1着1号艇、2着は23456(全通り)の舟券を各1,000円ずつ購入した場合の記入方法が以下の通りです。

2連複連式マークシート
2連複連式マークシート


上記の写真の通り、一つ一つ塗りつぶすのが大変な場合は、縦に1本線を引いても問題ありません。大幅にはみ出さない限り券売機は読み込みます。

ちなみに「フォーメーション投票」で全通りの欄を塗りつぶすと、123456艇全てを選択したことになります。いわゆる「ながし」と同じ意味合いです。

2連複フォーメーション買い(全通り)
2連複フォーメーション買い(全通り)

3連複のマークシートの書き方と買い方

3連複は、1着2着3着いずれかに入る3艇を予想します。例えば以下の舟券を購入すると仮定します。

レース1着2着3着金額
多摩川1R2341,500円
2351,500円
2451,500円
3451,500円

購入する舟券は多摩川競艇の1レース、舟券の種類は3連複で、1号艇と6号艇以外の舟券を各1,500円ずつ購入したい場合の記入方法が以下の通りです。

3連複のマークシート
3連複マークシート

1,500円の金額を指定したい場合、購入金額欄で「10・5」「10・4・1」「10・3・2」の組み合わせでも1,500円で購入することができます。単位に「百」を選択すれば全て1,500円の指定となります。

また、1行目に金額「1」単位に「千」を入力し、2行目に同じ組み合わせで金額「5」単位に「百」を記入しても1,500円で購入することができます。

また、3連複というのは1着2着3着の順番は影響しないため、たとえば2=4=5の舟券を買いたい場合、1着欄に4、2着欄に5、3着欄に2といった記入方法でも2=4=5の舟券が発行されます。

拡連複のマークシートの書き方と買い方

拡連複は、1着~3着に入る2艇を予想します。例えば以下の舟券を購入すると仮定します。

レース組番金額
蒲郡11R162,000円
262,000円
361,500円
461,300円
561,200円

購入する舟券は蒲郡競艇の11レース、舟券の種類は拡連複で6号艇が絡む全通りの拡連複を購入します。

賭け金は1号艇と2号艇に各2,000円ずつ、3号艇は1,500円、4号艇が1,300円、5号艇が1,200円で購入したい場合の記入方法が以下の通りです。

拡連複連式のマークシート
拡連複連式のマークシート

フォーメーションで購入する場合の記入例は以下の通りになります。

拡連複連式のフォーメーション買い
拡連複連式のフォーメーション買い

単勝・複勝のマークシートの書き方と買い

単勝は、1着になる艇を1艇だけ選んで予想をします。複勝は1着になる艇を2艇選んで予想をします。例えば以下の舟券を購入すると仮定します。

レース組番金額
桐生4R単勝16,000円
複勝32,500円
41,500円

購入する舟券は桐生競艇の4レース、舟券の種類は単勝では1号艇に6,000円、複勝では3号艇に2,500円、4号艇に1,500円の舟券を購入したい場合の記入方法が以下の通りです。

単勝と複勝のマークシート
単勝と複勝のマークシート

ボックスのマークシートの書き方と買い方

ボックスは、選択した艇の全ての買い目を購入します。2連単なら2艇以上、3連単なら3艇以上からの選択となります。例えば以下の舟券を購入すると仮定します。

レース1着2着3着金額
尼崎3R136200円
163200円
316200円
361200円
613200円
631200円

購入する舟券は尼崎競艇の3レース、1号艇3号艇6号艇の3連単ボックスを200円ずつ購入したい場合の書き方は以下となります。

ボックスのマークシート
ボックスのマークシート
蒼波しずく

ボックスは便利だけど、不要な買い目も入ってしまいトリガミになる可能性もあるから要注意!

フォーメーションの書き方と買い方

フォーメーションは、各着順欄から選択した組み合わせの買い目を購入します。

2連単なら1着欄と2着欄、3連単なら1着欄2着欄3着欄に、必ず1艇以上の選択が必要です。例えば以下の舟券を購入すると仮定します。

レース1着2着3着金額
大村11R135100円
136100円
145100円
146100円
415100円
416100円
435100円
436100円

購入する舟券は大村競艇の11レース、舟券の種類は3連単で14–134–56の組み合わせの舟券を、各100円ずつ購入したい場合の記入方法が以下の通りです。

フォーメーションの書き方
フォーメーションの書き方

マークシートで一部取り消したい場合

競艇のマークシートの取り消しマークシートを記入した後、誤って記入した場合や、やっぱり買いたくないと判断した場合など、記入した組み合わせを取り消したい場合は、右端にある「取消」の欄を塗りつぶせば問題ありません。(上記画像)

ただし、マークシートで取り消しが効くのは「連勝式投票カード」のみとなりますので、気を付けておきましょう。

また「フォーメーション/ボックス投票カード」でも取消は可能ですが、もともと1行しかないため、取消をしてもあまり意味がありません。

そのため、もしフォーメーション/ボックス投票カードで誤った場合は、一度破棄をし、新しいマークシートに記入をしましょう。

連勝式投票カードで2連単と3連単を同時に購入したい場合

連勝式投票カードでは、上段の4行と、下段4行で別々の舟券を選択できます。

以下のように記入すると、上段の2組が2連単、下段の2組が3連単となります。2連単、3連単以外の舟券も選択できます。

連勝式投票カードで2連単と3連単を同時購入
連勝式投票カードで2連単と3連単を同時購入

競艇のマークシートの注意事項

記入ミスに注意する

券売機基本的なことですが、記入ミスには注意しましょう。マークシートの記入ミスは長年の競艇ファンなら一度は起こします。

「競艇場の選択を間違えた」「レース番号を間違えた」「買い目の選択を間違えた」など、間違えるポイントは様々ですが、間違えた時に限って思っていた予想が当たってしまうジンクスなどもあります。

今一度、券売機で発券ボタンを押す前に間違っていないか確認するようにしましょう。

備え付けの鉛筆以外でマークシートを塗りつぶしても問題ない

赤ペンとマークシート

マークシートは備え付けの鉛筆以外で塗りつぶしても問題ありません。濃い色の鉛筆であれば券売機が認識してくれます。競艇ファンの人によっては赤色のサインペンを持参する方も多いです。

舟券予想をするときに、専門紙や出走表に情報を書き込んだり、気になるデータに印を付けたりする時にも使用できます。

競艇場の売店で赤ペンを販売している場合もございますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

自動発払機の種類

競艇場の自動発払機は全部で3種類あります。

それぞれ解説します。

舟券の購入と払戻ができる自動発払機

一つ目は、マークシートを使った舟券の購入や、的中した際の舟券の払戻もできるオールマイティーな券売機です。

以下の写真が実物です。

トーター製の券売機

また、的中した舟券の払戻金額から新しい舟券を購入できるのも特徴的です。

使い方は、はじめに現金を投入します。その後、機械の案内に従ってマークシートを挿入するだけで舟券を発券することができます。

実際に、舟券を購入する際の操作方法の動画も合わせてご覧ください。

STEP

お金(紙幣または硬貨)をいれる

STEP

マークシートを挿入

STEP

確認して問題なければ発券ボタンを押す

STEP

お釣りがある場合は精算ボタンを押す

STEP

舟券とおつりを受け取る

以上のやり方で舟券を購入することができます。

ちなみに、払戻する際の裏ワザですが、金額が990円など硬貨が多くなる場合に、10円を投入してから支払精算ボタンを押すと1,000円札になって払戻される小技もあります。

舟券の購入のみができる自動発払機

続いては、舟券の購入のみができる発売専用の券売機です。払い戻しや、的中した舟券からの購入はできません。

以下の写真が実物です。

発売専用の券売機

舟券の買い方は一緒で、はじめに現金を投入し、その後、機械の案内に従ってマークシートを挿入するだけで舟券を発券することができます。

払戻のみができる自動発払機

最後は、払戻のみができる専用の券売機です。舟券の購入はできません。

以下の写真が実物です。

払戻専用の自動発払機

使い方は、的中した舟券をいれて支払精算ボタンを押すと、的中した払戻を受け取ることができます。

舟券購入後にキャンセル(返金)はできるか?

舟券を購入(発券)後、すぐに係員に言えば対応してくれるケースもありますが、基本的にキャンセルや返金はできません。

発券ボタンを押す前に、必ず記入ミスや記入もれがないことを確認しましょう。

マークシートに記入漏れがあった場合(動画付き)

マークシートに記入漏れがあった場合は券売機画面からその場で修正できます。実際の修正する際の動画が以下です。

上記の動画では、連勝式マークシートで同じ組み合わせがダブってしまったために、再入力を求められた例で、いわゆる記入ミスによるものです。

競艇場やレース番号などの記入漏れがあった場合も同様に券売機が指摘して、その場で修正をすることができます。

競艇のマークシートまとめ

競艇のマークシートを使った舟券の買い方は慣れればそこまで難しくありません。

ただし、初めて競艇場で舟券を購入する場合は不安も多いと思います。特に締め切り時間の直前などは券売機に行列ができます。

また、時間内に舟券を買うためにお客さんもピリピリしている場合があります。なるべく他のお客さんに迷惑をかけないように、スムーズに舟券を購入できるようになりましょう。

競艇場によっては初心者専用の券売機もあります。慣れていない方は、初心者専用の券売機を利用するといいでしょう。

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競艇のマークシート(マークカード)

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