競艇のイン逃げとは?具体的な舟券予想術を解説

競艇のイン逃げ
競太

競艇のイン逃げってどうゆう意味ですか?

蒼波しずく

任せて!

競艇では「イン逃げ」という言葉を昔から楽しんでる方なら勿論、最近ボートレースを始めたって方でも耳にした事があるのではないでしょうか?

その中でも、イン逃げと言われてもしっかり理解できていない人も少なくはないと思いますので、今回はイン逃げについて詳しく解説いたします。

予想する際やレース中でも「イン逃げ」という言葉は使うので、ぜひ覚えておきましょう。

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この記事でわかること【目次】

競艇のイン逃げとは

競艇のイン逃げとは、全7つからなる決まり手の一つです。相撲でも決まり手という言葉がありますが、競艇の決まり手とは「1着になった艇がどのような勝ち方をしたのか」を示すものです。

そして、決まり手の1つであるイン逃げの意味とは、「1コースに進入した艇が第1ターンマークを最初に回り、他の艇に抜かれる事なく1着になる事」を言います。

よく誤解されやすいのが、白の1号艇が対象なのではなく、1コースに進入した艇が対象のため、例えばスタート前のコース取りで1コースを取った緑の6号艇が、そのまま第1ターンマークを最初に回り1着になった場合でも決まり手は6号艇によるイン逃げとなります。

この「イン逃げ」は、競艇において一番多く発生する決まり手とされており、その割合は競艇場によって違うものの、平均で5割以上がイン逃げ決着になります。

つまり競艇で予想する際は、まずイン逃げになるレースなのかそうでないのかという予想から始まると言われるくらい非常に重要なポイントとなります。

それでは次にイン逃げになりやすい条件を解説します。

イン逃げになりやすい条件

約5割がイン逃げになりやすいと分かったとしても、なりやすい条件を知っておかないと意味がありません。

イン逃げが決まりやすい条件は

上記のとおり、他にも細かい条件はありますが、大きく分けると上記の4つが大きな条件になります。

それぞれ解説していきます。

条件①:1コースにA級レーサーが出走している

まず、1コースにA級レーサー(A1A2)が出走している場合はイン逃げになりやすい傾向にあります。競艇では選手の腕前によって階級が分かれており、その階級は上から「A1」「A2」「B1」「B2」と全部で4つからなる階級となります。

基本的にはB級レーサーよりA級レーサーの方が実力が上とされており、A級レーサーの中でも特にA1級レーサーが1コースで出走する際はイン逃げが決まりやすい条件とされていますので、予想する際は必ず出走表を確認しておきましょう。

条件②:風が無風、もしくは軽い追い風の状態

競艇で予想する際は当日の天候状況を気にする必要があり、中でも特に「風」による風向きや風速が予想する際の重要なポイントとなります。

ですが、特に競艇初心者の方は当日の「風」の状況を見落としがちになります。風の状態もイン逃げが決まるかどうか重要なポイントとなってきます。

特に「無風」か「軽い追い風(風速1〜4m程度)」の時はイン逃げが決まりやすく、逆に向かい風の時は助走距離に余裕のあるアウトコース(456)が有利とされている為、比較的イン逃げが決まりづらくなってきます。

条件③:前付けが起こっていない枠なり進入

たまに5コース、6コースの選手が2コース、3コースへ進入するレースを見かけると思います。

こういったレースは前付けレースと呼ばれており、前付けが発生すると前付けを行なった選手より内側のコースを走る選手は深い進入になってしまう事が多くなります。

この状態では助走距離が短くなってしまう状態となり、スタートラインを超えた時点ではスピードにはまだ乗っておらず、最初にターンマークを回り切ることができなくなります。

ただし、スタート展示の時に前付けが発生するかどうかは判断できる事がほとんどですので、スタート展示で前付けが発生した場合は注意が必要になります。

条件④:イン逃げ率が高い競艇場である

競艇は全国24カ所に競艇場がありますが、各競艇場それぞれに特徴があり、その中にはイン逃げが決まりやすい競艇場が存在します。以下の表は2021年8月1日~2022年7月31日のデータとなります。

順位競艇場イン逃げ率
1位芦屋競艇場64.2%
2位大村競艇場63.4%
3位下関競艇場61.6%
4位尼崎競艇場60.9%
4位徳山競艇場60.9%
5位若松競艇場58.7%

上記の競艇場のイン逃げ率は60%前後、イン逃げから予想をする際は外す事のできない競艇場となってきます。

ただ一つ注意して欲しい事があります。

それはこのランキングはイン逃げ率が高いランキングであって、インが強いランキングではないという事です。

それって何が違うの?と思うかもしれませんが、競艇場によっては企画レースと呼ばれるものを開催しています。

その中にはシードレースと呼ばれる、1コースにA級レーサー、それ以外にB級レーサーといったレースがあります。

芦屋競艇場や徳山競艇場は、特にこのシードレースを多く組んでる事でイン逃げ率が高くなっているとされています。

こういったシードレースはインコースの勝率が更に上がり、イン逃げ予想がしやすく的中させやすくなっています。

そういったシードレースを狙うのも、イン逃げから予想する上では一つの手なのですが、一つデメリットがあるとするならば、どうしても配当が下がりがちになります。

このように各競艇場の特徴を網羅することは、少しでも多く予想を的中させる要素となりますので、可能な限り全24からなる各競艇場の特徴を把握しておきましょう。

競艇でイン逃げを狙うなら「最終日」に注目

一つ前で解説したシードレースに関しては、基本的に主催者側が的中させやすいレースを組んでいる事がほとんどなので、イン逃げ主体で狙っていくとどうしても配当が下がってしまいます。

そこで、イン逃げで狙いつつシードレースよりも配当がつくレースがあります。

それが「節の最終日」です。

最終日のレースというのは、インコース側にその節での成績中位から上位者を番組に組んでいく事が多く、また選手達もその競艇場に慣れてきている為、荒れるレースが起こりづらくイン逃げ決着が起こる確率が多くなっている為です。

また、シードレースの様にあからさまに腕の差があるレースではない為、イン逃げからでも美味しい配当がついている事も少なくはありません。

その為、もしイン逃げレースでシードレースなどよりも配当を手にされたい方は、節の最終日に注目してみましょう。

イン逃げの展開になると予想した際のお勧めの賭け方

まず、大前提としてボートレースは道中の逆転が難しい競技と言われています。

ですが、それはあくまで「1着の艇を抜く逆転」という意味がほとんどで、2着3着による逆転はそこまで珍しいものではありませんので、基本的に2着3着に入ってきやすいのはA級レーサーの割合が非常に高くなってきます。

また、イン逃げ展開と予想した上で、残りをA級レーサーと予想するのも悪くはないですし、的中する確率も高いですが配当はどうしても下がってしまいます。

そのため、上記を踏まえた上で「2着3着と予想する上で高い配当がつきやすい賭け方」と、その「賭けた買い目が来やすい条件」というのを以下に記載します。

なお、買い目は枠なり進入( 123/456 )を想定しています。

賭け方買い目が来やすい条件
145
146
154
164
4コースにスタートが上手く、捲りの展開を作れる選手が出走する時

上記の条件が揃っているレースでは、4コースから最初にターンマークを回ろうとする捲りという展開が起こりやすくなります。

その展開が起こった時には2コースと3コースは4コースに進路の幅を狭まれ、ターンマークを上手く回れず、その内側を5コースと6コースの選手に差されてしまう展開が起こりやすく、比較的高い配当がつきやすくなってきます。

賭け方買い目が来やすい条件
123
132
2コース3コースどちらかにB級選手、5コース6コースどちらかにA1級選手が出走する時、3コース4コース共にスタートがそんな悪くない(平均ST0.18以下)時

上記の条件の時、5コース6コースであってもA1級レーサーを2着3着と予想される事が多くなってくる為、1–23–23という舟券でも比較的配当は高くなってきます。

ですが、3コース4コース共にスタートが悪くない場合は横一線のスタートとなる確率が上がる為、5コース6コースがかなり苦しい展開となってきます。

そうなれば、1-23-23という目が出る確率は高くなる為、狙っていく価値がグンと上がる事になります。

その為、たとえ5コース6コースにA級選手がいる場合でも、レースの組み合わせ次第では、上記の買い目も視野に入れておきましょう。

賭け方買い目が来やすい条件
135
136
153
156
ルーキーシリーズの様な若手主体のレースの時、または3コース、5コース共に若手レーサーが出走している時

上記の買い方は少し特殊で、ボートレースの楽しみ方と言える買い方と言えますが、ボートレースの第1ターンマークの基本的な攻め方として

2・4・6コース→差し
3・5コース→捲り

といったセオリーが存在しています。

そして、若手レーサーというのは比較的捲りを得意としている選手が多く、豪快な全速ターンをしてくる選手も少なくありません。

また、捲りには一つの特徴があり、捲りが決まった際の内側にいる艇は捲った艇の引き波に入ってしまい、減速してしまうという現象が起こります。(例:4コース艇が捲った場合の内側は3コース艇)

そうすると、1–35–356という出目が出現する確率が上がる傾向にあります。

ちなみに3着に6号艇を組み込む理由として、6号艇というのは3コースの捲りの影響を受けづらく、減速した2コース4コースの内側を差しやすくなる為です。

このように同じイン逃げであっても、条件次第ではこれだけ予想する形が変わってきます。

イン逃げ予想を制する者は的中を制す

今回「イン逃げ」というボートレースにおいて最もポピュラーな決まり手についての解説をいたしました。

一言にイン逃げと言っても、大本命のイン逃げもあれば、イン逃げでの万舟券もあります。

綿密な予想をすれば、十分に高い配当を得る事も可能なのがイン逃げ予想のポイントでしょう。

これからボートレースを楽しもうって方は勿論、長年ボートレースを楽しんで来た方でも、この記事を読んでくださった方の今後の舟券予想の助けになれれば幸いです。

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