完全網羅!競艇の「コース取り」の決め方を解説

競艇のコース取り
競太

・競艇のコース取りについて教えて欲しい!
・競艇のコース取りのルールがよく分からない!
・なんであんなにコースがバラバラになるのかな?

蒼波しずく

任せて!

万舟屋が検証したおすすめサイトをご紹介
競艇予想サイト

万舟屋が検証した本当に当たる本物の競艇予想サイトをご紹介。随時ランキングは更新されるので、「稼げるサイトが知りたい」「一刻も早く稼ぎたい」という方は必見です。

\ 無料で舟券が貰えるよ!/

この記事でわかること【目次】

競艇のコース取りの決め方

競艇の「コース取り」はその名の通り、狙っているコース(123456)を獲得するために各選手が主張しあい、スタートコースを確定させることです。

競艇は他の公営競技と異なり、必ずしもその枠番のコースからスタートしないといけないということはなく、好きなコースを取りにいくことができるルールとなっています。

コース取りの重要性

コース取りは各選手の勝敗に繋がる重要な要素のため、選手側は勿論のこと、予想するお客様側も非常に重要なポイントとなります。

また、競艇のレースでは1コースの勝率が約55%となっており、これは2回に1回は1コースの選手が1着になる計算となります。

そのため、コースを取ることはレースの決着を左右する重要なポイントとなります。

コース取りのメリットとデメリット

コース取りのメリットは、勝率が高いイン寄りのコース(123)からスタートできることです。

全国のコース別の勝率は、1コースから順に高くなっているため、たとえ1コースが取れなくてもその次に勝率の高い23コースからスタートすることもできます。

コース取りのデメリットは、インのコースを取り合う艇が複数いた場合、スタートラインまでの助走距離が短くなる、俗にいう「深イン」になりやすく、ダッシュ勢(456)が有利になる場合があります。

また、レースの最中は途中でエンジン停止ができないため、インを早く取った選手はスタートラインに近づき、逆にスタートが難しくなってしまいます。

コースを取りに行くということは、勝率が高いイン寄りのコースに入れるが、その分それ相応のリスクを負うということでもあります。

スタートラインに対して、艇が垂直になった時点でコースが確定する

コースが確定するのは、150メートルの見通し線を過ぎ、艇がスタートラインに対して垂直になった時点でコースが確定します。

「150メートル見通し線」とは、第2ターンマークから観客席側へスタートラインと平行に結んだ線を150メートル見通し線と言います。

(実際に「線」があるわけではありません。)

150メートル見通し線
150メートル見通し線

また、もし想定よりも早めにコースを確定しすぎたために、スタートをうまく決めれる自信がないといった場合は再度回りなおすことができます。

その場合、必ず6コースに入らなければなりません。回りなおす艇が複数いた場合には、後から回りなおした艇が6コースとなります。

簡単なイメージとしては、グルグル後ろへ回る様なイメージをしていただければ良いかと思います。

2号艇がインを取る場合、内から入り込むことは禁止なのか?

2号艇がインを取る際は、1号艇が150メートル見通し線を通過していない場合に限り、内側から入り込む(割り込み)ことが可能です。

ですが、150メートル見通し線を通過した時点でコースが確定する為、150メートル見通し線を通過しているにも関わらず、内側から入り込もうとした場合は禁止行為とみなされます。

割り込み

そして、これは2号艇に限らず3456号艇も禁止されているわけではありません。ルールを守ればどの艇でも内側から入り込むことが可能となっています。

コース取りをした際の「引っ張る」って何?

時折り、ライブ中継の実況アナウンサーが「引っ張る」という言葉を言いますが、その「引っ張る」という意味は、助走距離を長くとりながらダッシュスタートをすることを引っ張ると言います。

ダッシュスタートを決めるコースは456コースとなっている為、この場合の「引っ張る」は456コースに対しての言葉となります。

さらに、最内の艇である4コースのことを「カド」といい、展開予想をする上では注目すべき艇となるため、どのコースの選手が引っ張るのかを見極めることが、予想を組み立てる上で重要となります。

また、最近では「3コースで引っ張る3カド」や、「2コースで引っ張る2カド」なんてこともあります。

しかし、選手道(選手間の暗黙の了解)では3コースをカドにした場合、スタートに遅れてしまうと他の選手からの反感を買ってしまうようです。

コースを取るのは自由?事前申請は必要?

選手がどのコースを取るのかは自由であり、事前申請等も必要ありません。

ですが「展示航走」の時に、どのコースを取ろうとしているかの意思表示をある程度しておくのが一般的です。

好きなコースや得意なコースを直ぐに取らない理由とは?

好きなコースや得意なコースを直ぐに取らない理由として、コース取りについては事細かにルールが定められているため、無理にコースを取ろうとした場合、いわゆる待機行動違反になってしまう可能性があるからです。

待機行動違反の種類として、以下の項目が違反となります。

待機行動違反の種類
  • 適正な間隔
  • 追突等
  • 転舵
  • 右転舵
  • ターンマーク等への接触
  • モーターの停止
  • 割り込み
  • 逆航走

待機行動違反を起こしてしまった場合、レースに出場することができなくなったり、賞金が貰えなくなったり等、いわゆる選手生命に関わる問題が発生してしまいます。

そういった問題点を回避する為に、無理をしてまで積極的にコースを取りにいかないという事がございます。

実力上位の選手がインコースを取るのは暗黙のルール?

一昔前までは、実力上位の選手がインコースを取るのは暗黙のルールとして成り立っておりましたが、現在の競艇では枠なり進入(123/456)が基本のため、今は若い選手も積極的にコース取りを主張するようになっています。

但しデビューしたての選手はレースを壊さないために、6コースから進入することは暗黙のルールになっているようです。

なぜ展示航走の時と違うコースになるの?

展示航走の時と違うコースになるのはいくつかの理由が考えられます。

1つ目は、展示と本番のピットアウトに差異があることです。

ピットアウトが他艇に比べて良かった選手は一つでも内のコースに、悪かった選手は致し方なく外のコースからの進入になってしまいます。

悪かった選手は回り込んで元のコース(2号艇が遅れた場合は2コース)を取り返そうとする傾向にあります。

2つ目は、レースの勝率を上げるために本番での戦略を隠す場合です。

ボートレースファンの目線で考えると、あまり喜ばしいことではありませんが、選手は少しでも勝つ可能性を高めるため、最善の手を尽くして勝利を目指しています。

このように決して腕だけで勝負をするのではなく、頭脳を使って競艇ではレースが行われます。

唯一、江戸川競艇で枠順通りが多い理由

江戸川競艇場は、他の競艇場とは異なり、唯一河川を全面的に使用されたコース場となっています。

河川を全面的に使用している影響により、水面の流れが他の競艇場と比べて大きい特徴があります。

そのため、もし江戸川競艇場のレースで普段通りの速度でコース取りをしてしまうと、いざスタート方向に艇を向けた際、思いのほか艇が流れてしまい、とてもスタートを決めることができないほどの深インになってしまうのです。

また、江戸川競艇場はピットから待機行動水面までの距離が短いため、コース取りに行きづらいという側面があるため、そう言った理由から枠なり進入が暗黙のルールになっております。

インコースを取る「イン屋」とは

「イン屋」とは、出走するレースにおいて、勝率を少しでも多く上げるために1つでも内のコースを奪い、深インになるリスクを背負って前づけを行い、スロー水域からレースを行う選手をイン屋と呼びます。

アウトコースを取る「アウト屋」とは

「アウト屋」とはダッシュ水域(456)からレースを行う選手をアウト屋と呼びます。

アウト屋はイン屋と比べて選手数は圧倒的に少なく、現代のボートレースではあまり見られなくなりました。

アウト屋の代表的な選手として小川晃司選手が挙げられます。沢大介選手も以前はアウト屋でしたが、先日アウト屋を卒業するとして話題を集めました。

また、最近では勝負どころでチルトを上げ、ダッシュ水域からレースを行う選手が増えつつあります。

競艇のコース取りまとめ

コース取りとは、狙っているコースを獲得するために各選手が主張しあい、スタートコースを確定させることです。

ボートレースでは内側のコースが断然有利な為、コース取りは非常に重要な要素となります。

ただし、コース取りにはメリットもあればデメリットもあるため、選手の特徴やその日の風向き等も加味して、予想しなければなりません。

コース取りは重要なだけに事細かにルールが定められています。そのルールを破ってしまうと減点や即日帰郷などのペナルティーがあります。

選手は少しでも勝つ確率を高めるために、コース取りを行っています。予想の重要な要素であるため、スタート展示はしっかり確認しましょう。

LINEでしか知れない情報がある!

競艇のコース取り

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
この記事でわかること【目次】