最悪引退!競艇の事故点とは?事故による影響を徹底解説!

競艇の事故点
競太

・競艇の事故点と事故率について教えてください!
・事故点が増えると一体どのようなことが起きるの?
・事故点が科せられる事故は何項目あるの?
・事故点と減点の違いがいまいち分からないから教えてほしい!
・事故パンってなに?美味しいの?
・魔の8項っていうのもあるらしいけど、難しくて良く分からない!

蒼波しずく

質問多いすぎでしょ(笑)

競艇のレースでは、フライングや出遅れによるスタート事故、違反行為をした際の失格などによるペナルティが、選手に対する「事故点」という形で加算されていき、その事故点の合計点数を出走回数で割った数値が、今回解説します「事故率」となります。

選手にとって勝率や賞金順位も重要ですが、事故率が高いことは次期の等級にも影響するため、非常に重要な要素となります。

また、その数値の高い選手が一人でもいた場合は、レース展開や普段の予想とは大きく変わっていくため、徹底的にボートレース予想を攻略したい場合は必ず踏まえておきましょう。

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この記事でわかること【目次】

競艇の事故点とは?事故による影響

事故点とは、フライング(F)や出遅れ(L)、選手責任による失格・欠場によって課せられる点数のことを言います。

数ある事故項目の内、特にフライングや出遅れに対する事故点や罰則は厳しく、優勝戦でフライングをしてしまうと最高の30点の事故点が課せられます。

更に罰則に関しても、罰則が1回になると30日間の斡旋停止、2回になると60日が加算されて合計90日間、3回になると90日加算され180日間レースに出られなくなります。

事故点の種類と点数

事故点が科せられる状況とその点数は以下の通りです。

事故点数
優勝戦でのフライングと出遅れ30点
優勝戦以外でのフライングと出遅れ20点
妨害失格15点
選手責任の失格・欠場10点
選手責任以外の失格・欠場0点
不良航法・待機行動違反2点

「選手責任以外の失格・欠場」に関しては、選手辞退の責任ではないため、事故点は加算されません。

この事故点は期が変わるまで加算され、それ以外にも斡旋停止や即日帰郷などの厳しいペナルティが課せられることもあります。

事故率とは

事故率とは、級別審査期間中に加算された事故点の合計を出走回数で割った数値を言います。

事故率事故点の合計÷出走回数

級別審査期間の終了時点でこの事故率が0.70を越えてしまった選手は、例え勝率の高いA1選手であってもB2級に降格されてしまうため、フライング同様かなり厳しい措置となります。

そのため、出走表を確認し、もしFマークが付いている選手、特に「F2」とFが二つ付いている選手がいた場合は、その選手は無理な勝負をしないと思った方がいいでしょう。

フライングを2回した際の出走表の記載

事故点をたくさん持っている選手を調べる方法は最後にご紹介します。

「事故パン」になるとB2級に降格されてしまう

事故パンとは、事故率が0.70に近い、もしくは超えてしまった状態のことを事故パンと言い、級別審査期間中に事故パンになってしまうとB2級に降格します。

ちなみに事故パンの「パン」とは、船舶等で緊急事態を知らせる無線信号を「パン-パン」と呼ぶことから、それが語源ともいわれています。

このように、事故率が0.70を超えてしまうと次の期にはB2に降格してしまうため、事故パンの選手は回避するために無事故完走レースに努めます。

当然ですが強気な勝負で勝つことよりも事故率を下げることが重要ですから、無理をしないことが多く、予想する際にはそのことを考慮する必要があります。

事故点と減点の違いは「適用期間」と「意味合い」が異なる

競艇では、事故点と同じように「減点」という言葉が使われています。

減点は事故点と同様に、選手に対するペナルティポイントを指しますが、事故点と減点では適用される期間と意味合いが異なります。

事故点はスタート事故や違反行為をした際にペナルティポイントが科せられ、そのペナルティポイントは半年の期間は消えずに加算されていきます。

減点は、節内の予選で違反行為をすると、それまでの勝ち点から減点されることを意味し、一開催のみ(4日~5日)に適用されます。

また、減点における違反行為の対象は、待機行動違反や不良航法、転覆などの失格行為をした場合に点数が減点され、待機行動違反や不良航法の場合は-7点、失格行為の場合は-5点となっています。

違反をしてしまうと折角勝ち点を積み上げても減らされてしまうため、準優戦や優勝戦に乗れなくなるばかりか、繰り返せば点数は満たしていても賞典除外となり選抜戦などにも乗れなくなってしまいます。

更に、これらの違反行為をすると減点ばかりでなく、加えて事故点も課せられます。

ただし、減点は節内だけに適用されるため、終了すれば消えてしまいます。そのため、優勝戦は最終レースなのでこのルールは適用されません。

ちなみに、優勝戦では減点のルールがないため、やり得のようにも思いますが、次の開催で出走回数を減らされるなどのペナルティを受けるので、決して得な行為ではありません。

事故率に関わる「魔の8項」とは

事故率の「魔の8項」とは、正式には「選手出場あっせん保留基準第8号」と言い、魔の8項が適用された場合は斡旋が停止、つまり事実上のクビが宣告されてしまいます。

正式には「選手出場あっせん保留基準第8号」です。
級別算定期間において勝率3.00未満の場合と事故率1.00以上の場合、成績確定
直近の6ヶ月間あっせんが保留(=レースに出場できない)されます。
ただし、その期間内における出走回数が50回に満たない場合や、勝率に関してのみ
登録より6期目までの新人選手の場合は、適用されません。

「魔の8項」って、なんですか?

また、魔の8項とは別に、選手会の「競走の公正確保及び競技水準の向上化に関する規程」により、以下の規定に当てはまる成績の悪い選手には退会勧告がなされることになっています。

  1. 4期通算勝率が3.80未満の場合
  2. 4期通算事故率が0.70以上の場合
  3. 選手登録から33年を過ぎた日以降に4期通算勝率が4.80未満の場合

ただし、この規定は年々緩和されているため、現在は直ぐに辞めなければならないことはなくなりました。でも、厳しい規定であることに変わりはありません。

過去に魔の8項に引っ掛かった選手が存在する

これまでに引退勧告を受けた選手は何人かいます。

特に美人選手として有名だったある選手もその一人です。

ただし、斡旋保留中に訓練を積んで復帰し、8項適用を免れるまでになって復帰した選手も実際にいますし、本当に引退した選手もいます。

49走ルールを上手く使って生き延びる選手も中にはいますが、それも限度があるので、結局引退ということになるようです。

よく出産のために休むことが許されている女性の選手は優遇されていると言われますが、その後に復帰するのは簡単な事ではなく、活躍するのは限られた選手です。

引退した選手については今現在競艇選手ではないため、お名前は本人の名誉を踏まえて伏せさせていただきます。何卒ご了承ください。

各選手の事故点や事故率は「宮島フリークス」で確認できます

各選手の事故率は「宮島フリークス」というサイトで確認する事ができます。

宮島フリークスは、宮島競艇場で審判・検査業務などを主に担当している団体で、財団法人日本モーターボート競走会の宮島支部に所属する者が、職員その他の有志の協力によって非公式に作成したファンのためのサイトです。

各選手の成績は、支部別に登録番号の若い順に列記されているので、勝率や各選手の賞金ランキングは勿論、事故点や事故率、フライングの回数も直ぐに確認することができますので、気になる選手を調べる際は、ぜひご活用ください。

ちなみに、選手成績は広島支部ばかりでなく、全国の各支部所属の約1,600人分のデータが全て記録されていますので、これを見れば引退された選手も確認することができます。

まとめ:競艇の事故点は予想する側も選手側にとっても非常に重要視するべきルール

幾ら成績上位で勝率が高いA1選手であっても出走表を見るとフライングマークのついている選手を見かけることがあると思います。

特にフライング2回持ちの選手の場合は予想する上でも考慮が必要なのはお分かりだと思います。

特に5月と11月の級別審査期間の期末になると選手も次期の等級が気になります。

ですから事故パンの選手なら事故率が上がらないように完走を目指す乗り方をします。すなわち、無理な勝負をしないということです。

そこで、重要になるのが事故率です。

0.70という数字に限りなく近い選手や超えてしまっている選手がいたら要注意です。気になる選手がいたら宮島フリークスのサイトで確認しましょう。

事故率が0.70を超えれば次期はB2に降格になってしまうので、フライングをしてしまえば即アウトです。

更に、事故率が1.00になってしまうと魔の8項に該当してしまい、引退に追い込まれる危険もあるため、絶対に事故は出来ません。

このことを充分に頭に入れて予想するようにしましょう。

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